本書を読む前
皆さんは深く物事を考えたい時、どうしていますか。こんにちは、タカオです。
私は今の仕事があまり好きではありません。直感的にそう思っていても、何が嫌いなのかが言語化しきれていないです。現職を辞めるにしても、「自分の人生において仕事に何を求めるのか」が言語化できておらず、現状を変える勇気が出ないです。
本書から引用しますが、現状を打破するために、私がやるべきことは以下です。
頭を使わない状況で成長することはない。考えて物事を整理し、問題点を解決していかなければ、気持ちが晴れることがない。やる気もだんだん低下し、仕事も面白くなくなり、結果も出にくくなっていく。そういった状況にいるとしたら、すぐにでも自分を解き放たなくてはならない。
そこで、本書のメゾットを使って、自分の頭で考えて、残りの人生で何がしたいのかを整理して言語化したいと思います。
それでは、解決したい課題を持っている同志の皆さん、本書を読んで得た気づきを共有します。
【気づき①】言葉への鋭い感覚
言葉への鋭い感覚を持っている人はコミュニケーション能力の高さが光って見えることが多いと言います。言葉への鋭い感覚があると、その場にあった的確な言葉を選ぶことができ、言葉に対する定義も明確で、一つ一つの説明が抵抗なくスッと頭に入っていきます。
コミュニケーション能力が高いと言うと、他人と話が盛り上がって、会話が続くことをイメージしますが、そのための基礎能力として、言葉への鋭い感覚が必要であると気付かされました。
【気づき②】質問するまでのプロセス
会議や講演会に参加した時に、的を射た良い質問をする人がいます。私もそのような人たちに近づきたいと思いますが、実際に質問するまでに2つの壁があるようです。
1つ目が、質問することを躊躇することです。日本には、質問することが失礼だと思う文化や空気感があると本書に書かれています。加えて、質問することで変に目立ちたくないといった自意識過剰な側面もあると私は思います。
2つ目は、そもそも質問が思いつかないことです。問題意識が低く、深く考えることができないため、質問が思いつかないのです。目を伏せていましたが、私は2つ目の壁が主な理由で質問ができないことに気が付きました。
【気づき③】ゼロ秒思考式のメモ術
本書で提案されているメモ術のルールは、とてもシンプルです。
- 左上にタイトルを書く
- 1ページに4〜6行書く
- 各行は20字〜30字
- 毎日10ページ書く
- 1ページ1分で書く
特に重要視しているのが、「5.1ページ1分で書く」ことです。高速で頭を整理して解決策を出す練習をするためであり、頭の良さに直結します。ただし、メモをするときは、思考が固まってしまうので、賢く振る舞う必要はなく、思いのまま書き出すことが大切です。
TODO
ゼロ秒思考のメモ術を実践することで、課題解決になると確信しました。
そこで、毎朝、出勤前にゼロ秒思考する時間を設けようと思います。
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